バイキング形式のパン屋

私は近所のSCのパン屋で働いています。

そこで先週あったこと。

そのパン屋ではバイキング形式になっている。

コーナーがあり、4個350円5個400円とかで販売していた。

店長のアイデアで、内容は定番のもの6種類と日替り2種類と言う形にしていたので、結構評判がよかった。

分かりやすいように、サンプル用のパンを陶器のお皿にのせてコーナーの真ん中に置くようにしていた。

基本的には前日の残りのパンをサンプル用に取っておいてラップをして、「サンプルです」と言う表記はしてあったんだけど、時々お皿の上のパンが無くなることがあった。

金曜の15時ごろSCの事務所から呼び出され、店長と私が事務所に行くことになった。

お客さんからの怒りのクレーム電話で、○月○日にうちの店のパンを食べたらおなかが痛くなった。保険所に行く。

という内容だった。
(○月○日に働いていて、その日に出勤していたパートが私だけだった)

店長が事情を聞くと、お客さんはかなりお怒りの様子で、うちの店をたたき出せと言っているらしい。

ただ事ではないと言うことでその日のうちにSCの責任者と店長がお客さんの家に行くことになった。

私は店長に言われ、その日のレジジャーナル(レシートの控)と、その日に焼いたパンの仕込み一覧表と、廃棄表のチェックをすることになった。

私が店に戻ると、店長から電話があり、今すぐ事務所に戻ってきてほしいと言うことだった。

お客さんがSCの事務所に怒鳴り込んできたらしい。

あわてて上記のチェック物を持って事務所に向かうと、時々見かけた女性でした。

幼稚園児の子供も一緒に。

女性の言うことを要約すると

・○日に買ったパンを食べた後、おなかの調子がおかしくなった。

・焼き立てパンの店のはずなのに、カチカチになっていた。

・食べることのできないパンを売って金を取るなんてどういうことだ。

・病院へ行く治療費、慰謝料を請求する。

・私の周りの人にもあそこで買うなと言う。

・私の影響力をなめないほうがいい。

だそうで、SCの責任者も店長も悲壮な顔をしてあやまっていました。

店長が「何のパンを買われたのですか」と聞くと、女性は自信たっぷりに○○のパン。とこたえました。

それを聞いていた私がその日に仕込んだ一覧表をチェックすると、その日にそのパンは仕込まれておらず、それどころかその週はそのパンを一度も焼いていない。(商品として店頭に並べていない)

それを店長に伝えると、さっきまで困りきった顔の店長が一瞬ハッとした顔をして私のほうを見ました。

そして女性に

店長「もう一度お伺いしますが、○日に食べられたパンは○○のパンと言うことでよろしいですよね。」

女性「そうよ。何、疑ってんの。」

店長「でもその日に買っていかれたほかのお客様からはそういったことは全然無かったんですよね。」

女性「だから何よ、現に私のおなかは痛くなったし、体長も悪くなった。これは謝罪ではすまないと思うわよ」

店長「分かりました。それではそのときのレシートを見せていただけますか」

女性「レシートなんか捨てたわ。気分の悪い」

店長「それではこちらで調べますので、何時ごろに変われましたか?」

女性「12時ごろ」

店長「(ジャーナルを見ながら)その時間帯にそのパンが売れたという記録は無いんですよね」

女性「バイキングの中のパンを買ったんだから、レジに品名は出ないんじゃないの?」

店長「でもその日にお客様がおっしゃっているパンは仕込んでいないんですよ。」

女性「えっ・・・」

店長「と言うより、そのパンはしばらく商品用には焼いていないんですよね。もちろん
バイキングコーナーにも出していませんし。」

ここまで言うと女性の顔色はどんどん悪くなり、下を向いていました。

そこで私が

私「店長、そのパンってバイキングのサンプル用にA君に焼かせた練習用のパンのやつじゃないですか?サンプルに使うから捨てずにおいていた分」

と言うと、女性はハッとした顔をして私をにらんできましたが何もいえない様子でした。

私はここで店に戻るように言われ店に戻ったのですが、それから1時間ほどして店長がかなり怒りながら戻ってきました。

あの後どうなったのかを聞くと

・サンプル用のパンを盗んで食べた。
食べた後おなかが痛くなったし食感も悪くおいしくも無かったので、文句を言えばお金になるんじゃないかと思った。と泣きながら言い出した。

・店長としては許せなかったのだが、SCの責任者が今回は何も無かったので、これでよしとしませんか?と言い出した。

・納得はできなかったが、今後うちの店には立ち寄らない。今度何かした場合は警察に突き出す。という旨の念書を書かせた。(これは店長が上司に報告したときに、一番ことを大きくしない方法だということで指示されたらしい)

ということになったそうです。

怒っている理由をきいたところ、SCの責任者に

「サンプル用とはいえ、本物のパンを置いていたのも悪いんじゃないの?しかも新人に焼かせるとか。いっそのこと食品サンプルに変えてしまえばいいんじゃない?」

といわれたそうで、それが一番納得いかなかったらしいです。

今回のことを上司に報告している店長が、電話で愚痴っていました。

店長に聞いたのですが、以前は会社の方針で食品サンプルをおくようにしていたそうです。

ところがよその店舗でお客さんから

「買った商品がサンプルのものと違う。サンプルはハムが焦げていておいしそうなのに、(買った)これはハムに焦げ目がついていない」

とか「大きさが違う」というクレームともいえないクレームが入ったことがあったそうで、それ以降食品サンプルでは無く本物を使うようになったそうです。

それと、店長が昔働いていた店舗では、ディスプレイ用に使っていた食品サンプルに歯型がついていて、親が

「子供が食べるかもしれないんだから、口に入れても大丈夫なように本物を置くべき」

と文句を言いにきたことがあったそうです。

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2017-08-06 14:12 : となりのキチさん : コメント : 0 :
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