中学の恩師に頼まれて

この時期になると思い出すキチガイ一家がいる。

3月も押し迫ったある日、中学の恩師が我が家にやってきた。

この時期になっても就職が決まっていない卒業生を1人預かってほしいとのこと。
若干の知的障害があるという。

我が家は店をやっていて、確かに人手は足りなかった。

教育委員会の追跡調査がある5月までの限定でよいとの話だったので承諾した。

だが、やってきた少年は、仕事は全くしないし、簡単な買い物もできなかった。

時計をずっと見て「お昼休みはいつか」「今日のお昼はなにか」「もうすぐ終わる時間か(15時すぎからずっと聞く)」と何度も言うだけ。

最寄りのバス停からも1人では来れないから送り迎え必須。

ただでさえ人手が足りないのに、ますます大変になった。

私の母は、計算ができない少年を不憫に思い、休憩中に簡単な計算を教えるようになった。

牛乳とパンを買うと1000円で足りるか程度の計算。

足りない場合はどうするかとか。(パンを1個やめるとか)


そのうち、お金の盗難が続くようになった。

あまりにも目に余るので、両親に電話をしたところ

・息子をこき使っているくせになんだその態度は

・息子が小銭を盗むのは給料が少ないせい

・昼食はもっといいものを食べさせろ。金はそちらが出すべき

・計算だけでなく、読み書きも教えろ。仕事中に教えろ

と、仰天することばかり言われた。

ちなみに両親は一度も挨拶にはきていない。

話がまとまらないので、一度顔を合わせて話がしたいと家に呼ぶことになった。


後日、両親と中学生の妹がやってきた。

まず勤務態度の話をしたが、給料あげろといきなり口を挟まれた。

ちなみに9時から17時まで。昼食付き15時に休憩つきで10万。

いくらなら納得するのかと聞くと、妹が「最低で22でしょー」と。
母親も深くうなづく。父親は無言。

あとは、電話で聞かされた要求全てのめの一点張り。
話し合いにもならない。

金は出せ、教育はつけろ、土産も毎回もたせろ、の繰り返しでついに私の母がキレた。

恩師には悪いが5月まで待てない。今までの分くれてやるからもう来るな、と声を荒げた。

文句をいいながら車に乗り込む一家。

父親を最後に捕まえて何故話し合いに参加しないのかと聞くと、

「妻と言い争いになるのが嫌だから発言しない」
と言った。

本当に迷惑な一家だった。

その後は、就職受け入れは一切断るようにしている。

前科もちの就職受け入れも頼まれたが、もう本当に勘弁。


長いのにお付き合いありがとうございました。

春になると思い出して毎年嫌な気持ちでいたので、吐き出せてすこし楽になりました。
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2017-06-11 22:04 : となりのキチさん : コメント : 0 :
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