身体障害者の割引チケット

家族に身体障害者がおり、公共機関なんかは同伴者含めて半額とかで乗れたりする。

高速道路も勿論割引になるんだけど、当時は役所に申請すると、割り引きチケットの綴りが貰えて、使う度に記入して清算の時に渡して割引して貰ってた。

何処から聞きつけてきたのか、同じ町内会のAママから何度か

「イイナイイナータダで貰ってるんだから一枚位頂戴よー!」

と言われていたが、本人も乗車の上、障害者手帳も提示しないといけないので(面倒臭いからそれは言わなかった)勿論丁重にお断り。


ある時その障害者の家族が他界した。

町内会のママさんたちが何人かグループになって焼香をあげにきてくれたんだけど、そこにAもいた。

焼香後お茶を出して少し話をしたんだけど、彼女達の帰り際にAが

「こんな時なんだけど、あの割引チケットくれない?もう要らないでしょ?」

と有り得ない一言が。

「ついでに車椅子のマークと紙(緊急時の停車許可証)も貰ってあげる!要らなくなったら私たちが処分するからー」

とニコニコ顔で言われてドン引き。

側でその発言が聞こえていたママに怒られながら外に連れていかれてた。

初七日も終わり暫くたって家の中も落ち着いた頃、車上荒らしにあって警察へ。

色々荷物をおいてあった後部座席が結構荒らされてたけど、盗まれた物がティッシュやクッションなどの小物や消耗品だけだった他は、異常がないのをサッと見てとりあえず終えた。


それから暫くして、警察から電話が来たので、クッション見つかったのかな?とか思ったら、なんとそのA夫婦が高速道路タダ乗り未遂 単身事故で逮捕されたとの事だった。

詳しく聞いてみたところ、A夫婦が家族旅行で使おうとし、窓口で手帳の提示を求められて、それを拒否。

窓口のオッちゃんに疑われて慌ててゲートが閉じているのを無理やり突破後、他のレーンの車とぶつかりそうになって避けたら壁に追突したらしい。

小学校低学年だったA子はこの時にマトモにシートベルトをつけていなかった為にフロントガラスに直撃、外に放り出されるのは免れたらしいけど、その時の衝撃で頭から顔にかけて大きなアザのような傷ができてしまった。

Aは

「コレは(私)から貰ったんだ!番号だってあってるだろ!あいつに騙された!」

とか言ってたらしく、ウチに電話が来たらしい。

慌てて車のダッシュボード内を見てみたらチケットが全部切り取られていて外側のケースだけになってて、薄っぺらくて存在感がなかった停車許可証もなくなっている事に気が付いた。

不注意だったんだけど番号はそのチケットの綴りのケースに書いてあって、それをメモっていた模様。

罪のないA子(若干親の背中を見て育ってる感があるけど)には申し訳ないが、この一連を知った時に天罰が下った、と心の中で思ってしまった。

関連記事
2017-05-30 22:15 : となりのキチさん : コメント : 0 :
コメントの投稿
非公開コメント

« next  ホーム  prev »

PR

メールフォーム

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

PR