クソ嫁と離婚しました

登場人物。スペックは離婚直前。

俺:30歳フツメン中小企業幹部
嫁:30歳ビッチ銀行員
間男:30歳クズ銀行員
間嫁:28歳専業主婦
菊地:30歳バケモノ
その他魑魅魍魎


発端となる俺の結婚は2007年。

大学からの付き合いの彼女と結婚して夫婦共稼ぎで順調な生活を送っていった俺には、余裕ができたら子供を授かるプランがそこにはあった。
順風満帆としか言い用がなく、とても幸せだった。

22のペーペー時代から狂ったように働いていた俺はある程度の地位を保証された下級幹部になっていた。
当時俺の年収は手取りで600万+歩合給。
俺の会社のすごい所はこの歩合給だけで俺が生活できてしまうところ。
大体1年で120万くらい。
忙しかった俺は行員の嫁を信用し、毎年定期を積増していた。

筈だった。

後述するけど嫁に抜かれてた。

歯車が狂いだしたのは2010年の夏。
嫁の残業日が心なしか増えてきた気がした。
バカな俺は偉くなったから忙しいんだろうなあとかのんきに捉えていた。

秋。俺は信じられないものを目にする。
その日俺は親会社のもとに向かう途中だった。
助手席に知らない男を乗せて走っている嫁の車である。

見間違えるはずはない。
結婚記念日のナンバープレートなんだ。

状況が掴み切れない俺は大急ぎで携帯で撮ろうとしたがあえなく失敗。
ブレブレだった。
その後同じようなことは2度となかった。
俺の心には陰りが出たが、同僚がたまたま乗ってたんだろうという結論に至っていた。


飛んで2011年2月、俺は直帰可の外回りを終えてマンションに戻った。

その時自室のベランダの窓近くに居る男女が目に入ってしまった。
どう見ても間違いない。自分の嫁である。何故か俺は見つかってはいけないと思い物陰に隠れ、成り行きを見守っていた。

俺はこの時確信したよ。何回も2ちゃんで読んだ仲間の屈辱が俺にも回ってきてしまうと。
会社に戻って極力平静を装いつつも装えてなかったらしく俺は周りから心配の声をかけられ、結局トイレで吐いてしまった。

もう10ヶ月も前になるし伸びなかったからお前らが覚えていないかも知れないがこの時俺は2ちゃんねるのVIP板に助けを求めた。

「外堀を埋めろ」「絶対にバレないよう慎重に行け」「どうやってもお前が勝つんだから慌てるな」
2ちゃんねるの住人が無能だなんて嘘だと俺はあの時分かったね。

住人は「一番敵に回したくない最強の策士」だったんだな。勧められて買ったもので損したのは色々役に立った。


でも俺だってリスク分散の必要性くらいは知っているから最高の親友の菊地に全てを語ったんだ。

菊地は大学で経済学を学び、専門は金融システムという経験を生かして銀行のブレーンとして活躍していた。
俺の嫁と同じ銀行でな。菊地は本店勤務のスーパーエリートなんだけどさ。
こいつの話はもう少し先で詳しくね。

2ちゃんねるの住人に勧められたものをすべて買い揃え、俺は証拠収集をしていた。

車の運転席の下にボイスレコーダー入れるなんて俺は習ってねえけど、なんで童貞の2ちゃんねるの住人が知ってるんだよ。
動画も貯まり750GBの外付HDDがどんどん埋まっていった。
次第に俺の気持ちもポジティブになり「うはwwwwwwwwwww証拠出まくりんぐwwwwww」な俺は業績が向上。

家にいる時間がどんどん減るのと引換えに嫁の浮気が増える、こんな毎日なのに楽しくてしょうがなかった。
気づくと3月の勤務時間は震災の影響もあり500近くになっていた。
ここはさすがに嫁にちょっと申し訳なかったと思っている。


7月、もうそろそろとどめの一撃が欲しかった俺は菊地に相談。証拠もコピーして渡す。

菊地「お前すげーじゃん。よく持ちこたえてるわ。」
俺「楽しくてしょうがねーwwwww」
菊地「お前まだまだ耐えられそうだな」
俺「おkwww余裕www」
菊地「そうそう。年度初め付けでお前の嫁と間男本店に異動させたから」
俺「え?嫁から聞かされてないwwwww」
菊地「幹部候補行員として本店での基幹業務に当たらせる事になったから」
俺「え?お前の圧力か何か働いちゃってる感じ?」
菊地「そんなことはないよ。ただなぜか俺の部署に来たんだけどなんでだろうね。」
俺・菊地「wwwwwwwwwwwwww」

菊地「まあ俺とお前のことは知らないみたいで仲睦まじく働いてるよ。時々一緒の車で帰ってるし。」
俺「電車通勤に変えた意味が分かりましたwwwwww」
菊地「あと」
俺「?」
菊地「9月の第3日曜に俺がマンションの鍵を開けられるようにしろ。」
俺「複製してあとで渡す」
菊地「おk」


9月。これでひと通りの話はケリがつく。
名目は一戸建ての購入に関する話し合い。
ここから菊地のちょっとDQNな展開があるから嫌な人は飛ばすかなんかしてくれ。

毎月第3日曜ってのは俺は必ず出勤で、この日に間男を連れ込む確率がかなり高いのは調査済み。時間はきっかり13時。

この日は嫁に内緒で両家両親を食事処に呼んでいた。
この時点で11時。食事が始まる。金は今まで嫁に渡した定期預金を充てる、目星をつけた物件がある。
こんなことを話した。
デザートが出てきた正午ごろ、菊地が来た。

菊地「準備おk」
親共「???」
俺「件の物件の方へ行きます。彼は今回の担当の不動産屋です。」
菊地「表に物件までの車を手配してあります。そちらへ。」

一同ハイエースへ。みんな乗り込んだって発車しないよ。

菊地「今から嫁さんの浮気現場へ参ります。皆さんの見てる前で俺君の離婚への十分な証拠を確保する流れです」

一同( ゚д゚)ポカーン

ドヤ顔の菊地の運転で走りだすハイエース。
菊地がプリントした紙束を親共へ投げる。

菊地「嫁さんの携帯に入っていたメールをすべてコピーしました。あと嫁さんの携帯は僕が持ってますから連絡を試みないように。」

車内、お通夜の空気。
そらセクロスセクロス書いてあればそうもなるよね。

12時半頃マンションに到着。
自宅に入り一番奥のリビングへいくとそこには駐車場チェーンで縛られ、さるぐつわを噛まされ、なぜか丸刈りの嫁がいた。

親共絶句。俺もさすがに絶句。
嫁の携帯にメール受信。

菊地「今から来るそうです。皆さん寝室に隠れて。間男はいつも来てすぐリビングに行くから。」
俺「じゃああれ持ってくるわwwwwww」パソコンと外付HDDをとりに行く。


13時、奴が来る。
玄関の鍵が外から開く。あのクソ嫁複製してやがった。

間男「嫁ちゃんー」・・・シーン
間男「いないのー?」間男がリビングに向かう。俺が後ろから走りだす。
俺「トェェェイ!ドロップキーック!」渾身の一撃が間男に当たる。
間男「なんだお前!!!」
俺「嫁ちゃんの旦那っすwwwwwサーセンwww」
菊地「どうもwww君の上司の菊地ですwwwサーセンwwww」

親共、唖然。間男も唖然。

俺「さささ、リビングに入って入って。」
俺「大好きな嫁ちゃんいるからさwwwww」

とりあえず嫁の拘束具を外す。

俺「浮気の証拠VTRwwwwどうぞwwwwww」
全編再生。

俺と菊地以外全員泣く展開。
これ涙を誘う名作なのかも。

菊地「んでんでんでwwwwwwまだ終わらないよーwwwww」
俺「ねえwww嫁ちゃんwww」
嫁のカバン持ってきて俺の預金通帳を出す。

俺「俺の定期wwwなんで残高500万しかないのwwwwwねえwwwwww」
俺「ねえ嫁ちゃんwwwなんで嫁ちゃん定期預金2500万もあるのwwwwねえwwwww」
菊地「ねえwwww間男くんwwwwwなんで君の給料でスカイライン維持できるのwwwww」

俺・菊地「俺の金返せよおおおおお!!!!!」


てなわけでみんなの涙が枯れた所で話し合い。
ここからは間嫁も参加してくれたよ。
なんか真っ赤な顔してた。

嫁の主張:俺がいなかったから寂しかった。車に使った金は返すから許して。
間男の主張:全額返して慰謝料払うから不問にして
嫁親の主張:俺の言うとおりにします。だから離婚だけは。
俺親の主張:どうでもいいから早く帰りたいんだけど。

俺の主張:とりあえず俺の金は補填して。慰謝料はいらないから別れよう。てか菊地俺の嫁ちょっと雑にしすぎ。

嫁親が土下座。てか俺の親と菊地以外全員俺に土下座。
俺の親父はVTRを勝手に切り替えてテレビ見出した。のんきは親譲りだったか。


結果として俺は

・嫁から3550万の返金+慰謝料100万もらう
・間男から慰謝料200万もらう
・嫁親から慰謝料200万もらう
・俺親から手数料50万取られる
締めて4000万の現金を自分のものとして離婚。これで第1部完結。
ちなみに、俺親への手数料は「結婚してから離婚するまでずっとつまらんことに付き合わされた」手数料らしい




てなわけで俺は独身に戻った。
間男も離婚した。菊地は相変わらず独身。俺の親は沖縄にバカンスしに行った。
そんなこんなで気づいたら11月になっていた。
でも、水面下であのバカはまだ交際が続いていた。そんなお話。

上司菊地に浮気現場をおさえられた2人はめでたく閑職へ。
でもこんなご時世、良い働き口も見当たらない。てなわけで今2人は本店資料室勤務。

給料も下がり共に家から追い出された2人はなんと同棲をしてるとのこと。
そんなにお互いが好きかね。羨ましい。
その2人が乗ったスカイラインが事故を起こした。

まあ端的に言うと、山道で事故ったらしいんですが。
時間は19時。職場で大富豪してたら携帯が鳴った。

元嫁「山道で事故りました。助けに来てください」
俺「警察呼べやwww」
元嫁「警察呼ばれたら間男くんの免許の期限切れがバレるし2人ともさっきお酒を飲ん」はいはい無視無視。
直後菊地から電話が。
菊地「今から俺の車で元間嫁ちゃん連れてお前の会社行くから。言わなくても分かるよな?wwww」

現場到着。ここから菊地無双。

菊地「大丈夫か!?とりあえず車を安全なところに移すから待ってろ」
スカイラインを退避所へ運ぶ。
続いて菊地が負傷者カップルの元へ。

菊地「ホアタァ!」なぜかいきなりけが人を殴り始める。
約3分後、ハイエースの荷台には半死半生の2人が。
その後ろには事故ったスカイラインがつながれている。

菊地「俺けん引免許あるから大丈夫だよね?wwww」
ここで菊地がおもむろに電話をし始める。

菊地「まだ人いるよね?www今から行くから」
菊地「あ、けっこう重症かもしれないから人多めにお願いwww」
こいつ病院にも顔が利くなんて知らなかったよ。

20分後。

菊地のハイエースはシャッターの前についた。
ちなみにここ、菊地が勤務している銀行の本店そのものである。

菊地「俺だwww開けてくれwwww」
インターホンに菊地が話しかけるとシャッターが開く。
菊地が車を降りる。俺も降りる。負傷者を運び出す。

菊地「揃って飲酒運転した挙句かたっぽは免許が期限切れてるお馬鹿が到着しましたwww」
負傷者「( ゚д゚)ポカーン」
菊地「あれwww常務wwwwまだいたんだwwwww」

菊地「かくかくしかじか」
常務「菊地くんわざわざすまないね。あ、そこの2人は明日から来なくていいよ。」
菊地「警察は呼んでないよなーwwww俺ヤサ男じゃんwwww」
常務「2人とも菊地くんの優しさに感謝するように」

翌日2人の机はなかったそうです。
これで第2部は終わりです。やっぱり書き溜めないと文が汚くなるな。本当読みづらくてごめん。

そして報告。菊地くんはクリスマスに告白してお相手が見つかったそうです。それを祝う意味でこのスレを立てました。





2017-09-20 18:24 : となりのキチさん : コメント : 0 :
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